The world’s three largest cutters brands
世界三大
カッターズブランド
世界三大カッターズブランドとは
ダイヤモンドのカット技術に優れた世界的ブランド
ダイヤモンド研磨士(カッター)を自社で抱え、ダイヤモンドを原石から切り出し磨き上げカッティングを施すブランドを『カッターズブランド』といいます。その中でも「ロイヤル・アッシャー」「モニッケンダム」「ラザール ダイヤモンド」の3社は、ダイヤモンドのカッティング技術に最も優れており、厳正な評価基準を新たに定める提唱をしたり、王族に愛されるダイヤモンドを創出するなど輝かしい歴史を創ってきたダイヤモンドブランドです。
これらのことから、この3社は『世界三大カッターズブランド』と呼ばれています。
ダイヤモンドの品質を左右するカッティング
同じ原石から切り出されたダイヤモンドでも、一つ一つに施される技術で、品質に大きな差が生まれます。ダイヤモンドの品質は『Carat(重さ)・Color(色)・Crality(透明度)』の原石そのものの性質に依存する3要素と、職人の技術力に依存する『Cut(カット)』の要素が加わり、4つの要素(4C)で評価されます。その中でもカットは、輝きを決定づけるとして非常に重要視されています。
ダイヤモンドは、Cutの技術や方法により、たとえ同じ原石を使用したとしても、その輝きは大きく異なります。カッティングの美しさ・精巧さこそが、ダイヤモンドの輝きや美しさを決定するといっても過言ではありません。
ゆえに、最高峰のカッティング技術と称される三大カッターズブランドのダイヤモンドも、それぞれ違った輝きと美しさを持っています。
世界3大カッターズブランドの特徴
ロイヤル・アッシャーの特徴
世界で唯一「ロイヤル」の称号を持つブランド
オランダ・アムステルダムのブランド。小さな永年にわたる功績と信頼に対し、1980年オランダのユリアナ女王より「ロイヤル」の称号を授けられ、世界でただひとつロイヤルの称号を持つブランドとなりました。
「エメラルド・カット」「ロイヤル・アッシャー・カット」など他社の追随を許さない革新的なカットを開発しました。いつの時代も、美しく輝くダイヤモンドとして世界中の王室・皇室から称賛を集めています。
ダイヤモンドの特徴
1902年に発表した「アッシャー・カット」は、革新的なスクエアー・フォルムとその類まれな輝きで一世を風靡しました。その完成度の高さ、輝きから、世界的なスタンダードの地位を築き、現在では広く流通しています。
2000年、ロイヤル・アッシャー社は、アッシャー家の名前を冠したこのカットのリメイクを決断し、さらに輝きを追求した「ロイヤル・アッシャー・カット」を完成させました。合計58面のファセットに、新たに16面が加えられ、合計74面のファセットから導き出される強い輝きは、一世紀の歳月を経て再び世界中から賞賛されています。
ロイヤル・アッシャー・カットが施されるダイヤモンド原石は、世界の原石で上位5%に入る最高品質のものだけが採用されています。
ラザールダイヤモンドの特徴
わずかな光をとらえ虹色の輝きを放つ奇跡のカット
“The World’s Most Beautiful Diamond.® ”と称される『世界三大カッターズブランド』のひとつです。1903年ニューヨーク設立以来、ファッションや文化の発信地から、すでに1世紀を超えて、本物を求める世界の人々を魅了し続けています。
「ダイヤモンドの魅力は輝きにある」として、当時のダイヤモンドの評価基準「3C(色Color、カラットCarat、透明度Clarity)」に、カットを含めた「4C」を提案し、定着させたブランドとしても有名です。
ダイヤモンドの特徴
数学的理論に基づいた「アイディアルメイク( カット )」は、大きさよりも輝きを重視した理想的なカッティングと言われています。ラザールダイヤモンドのダイヤは、暗いところでも僅かな光を捉え、虹色の輝きを放ちます。
ダイヤモンドの原石選びから徹底してこだわり、ゆがみのない、希少な正八面体の「オクタヘドロン」を中心に厳選した原石を使用しています。
モニッケンダムの特徴
原石に命を与える、ラグジュアリーホワイト
モニッケンダムは、1890年にオランダ・アムステルダムで設立され、現在はイギリスで発信するダイヤモンドブランドです。純白の光を放つ「ラクジュアリー・ホワイト」の輝きで知られています。1948年にエリザベス王女ご結婚の際、タンザニア政府が御祝いとして贈呈したダイヤモンド原石のカットを依頼されたり、1966年にクイーンズアワード英国産業賞(Qeen’s Award to industry)をエリザベス女王より賜ったことでも有名なブランドです。
ダイヤモンドの特徴
モニッケンダムは、サークル・オブ・ラスター(光の輪)というカット技術を生み出しました。ラウンドブリリアンカットダイヤモンドを真上から見ると、サークル上に磨き上げられたガードルがまるで美しい光のように感じられることから名づけられた技術で、モニッケンダムが世界三大カッターズブランドと呼ばれる所以でもあります。
「原石に命を与える」というカッティングポリシーから生み出される「ラグジュアリーホワイト」は、白く豊潤な光です。白さが強いだけの光ではなく、バラの香りがしてくるような白、さまざまな色の気配をもつ白、色が香り立つようなニュアンスのある白。ラグジュアリーホワイトは、モニッケンダムが追求する最大限に美しい輝きです。
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